つねのワクワク観察日記

ちょっと気になったことをたまに書く程度のメモ帳のようなもの

西城樹里とバスケと過去と

こんにちはーーーー!!!!!

皆さんいかがお過ごしでしょうか。つい先日のシャニマス生配信で永井さんから樹里LPではついに!という気になる発言が飛び出し学会をざわつかせたことは記憶に新しいですね。私も樹里Pの端くれですので気になり続けていたところで満を持してきたな・・・・・・といったところです。そんなLP開始前に”今の自分が考える樹里の過去”についてメモを残しておこうかなと思って本記事を書いております。過去に関する正解が発表されると今とコミュの見え方が変わってくる、ところがあるかと思うので。そうなる前に酒飲みながら深夜テンションで一気に書き上げて推敲等全くしていないので読みにくかったらごめんなさい。

そういった記事の性質上、樹里の限定Pカードおよび放クラの限定サポ含む各種コミュのネタバレが含まれます。

また、大前提として恥ずべきことに最新P‐SSRである【I・OWE・U】のみ未所持です。コミュの実装順にはめちゃくちゃ気を使っているシャニマスにおいて本当に過去編入るのであれば直前のカードは絶対的に所持している必要があるのにコミュを全く知らないため非常に重要な内容を完全にすっぽかして書いている可能性がございます。

そんな未所持マンがどんなとんちきなことを書いているんだということに 興味のある方、とんでもない解釈違いを書きまくってても許せる方のみ読み進めてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の考える樹里がバスケを辞めた理由は「怪我がきっかけでチームに居場所を失ったと感じた」だと思います。なぜ居場所を失ったと感じたからなの?怪我でできなくなったからじゃないの?と思うかもしれませんね、まずバスケは樹里にとってずっと大切にしていたもので、バスケを辞めてからアイドルを始めるまでは心にぽっかりと穴が開いてしまったように熱中できるようなものがない状態が続いてしまっていました。また、樹里のコミュに初期から一貫して存在するテーマとして「アタシらしさ」と「前に進みたい、変わりたい」というものがあります。そして後者の話をするときについて回るのが過去の話。樹里の中で立ち止まる原因になってしまっているわけです。なんとバスケをやっていたころのことを聞かれるとGRAD編ですら口ごもってしまうような状態。それくらい樹里の中で大きな存在を占めるバスケを一時的な怪我が原因のみでやめてしまうでしょうか。今でも283アイドル内で文句なしにトップレベルの運動能力、ダンスのレベルを誇っているわけですから再起不能なレベルの怪我ではないと考えるのが妥当です。であれば怪我が治ったタイミングでバスケに復帰するタイミングはいつでもあったはずで直接的な原因ではなかったのでしょう。

さて、そうなると居場所を失ったと感じるようになった原因は?これは完全に憶測ですが中二の時すでにレギュラーを獲得していた樹里が怪我をおして出続け、三年生の大事な試合の最中に怪我が悪化し途中交代。その試合に負けて三年生は結果引退してしまったというストーリーがあったんじゃないかなと思うわけです。

まず樹里がバスケを辞めた時期についてはプロフィールの特技欄に「(中2までは)バスケ」と書いてあることから2年生でほぼ確定だと思います。怪我については「ラムネ色の覚悟」の4つ目のコミュ「痛みの残り香」で会談を踏み外して軽く足首をくじいたPに対して「仕事よりも身体の方が大事だ。今は大したことなくても後々大事になることもあるから安静にしなきゃダメだ。」と仕事行こうとするPを休ませようとします。これは自分の経験をもとにしていたのではないでしょうか。そして試合中に怪我が爆発してしまったことについては「とびっきりジンジャー」のTRUEである「クッキー・ココア・ハートエイク」冒頭にて体育館を背景に響くシューズ音、どさっと何かが倒れる音、笛の音が響き「少女」の以下のセリフが発されます。

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この後現在に戻り樹里が見ていた夢だったことが判明するわけです。という点から試合中にこれ以上のプレーができないと判断されてしまったのではないでしょうか。とまぁここまでであればスポーツの経験がある方はわかると思いますがよくあること、ではあるんですよね。ではなぜバスケを辞めるまでに至ってしまったのか。①「応援してくれる人に何も返せなかった」②「選手としての目標を見失ってしまった」のではないかと考えるのです。

①「応援してくれる人に何も返せなかった」

これも樹里のコミュでたびたび出てくるやり取りで、自分を応援してくれる人にアイドルとして自分が何か返すことができているかわからないという悩みを抱えています。それはバスケをしていたころは試合に勝つことや得点を一番決めるという明確な正解があったが、アイドルの「今の自分」にはそういった正解がないためです。優しい樹里ですから選手時代も応援の人達の気持ちに応えたいという気持ちがあって頑張っており、実際に結果も出し続けていたのでしょう。しかし、「応援の期待に応えたい」という気持ちはいつしか呪いのように重くのしかかり「自分の力で勝つこと」だけが期待に応えることだという気持ちにかわってしまったのかもしれません。バスケを辞めた後に観客の応援のおかげで勝てた試合もあったということを忘れてしまうほどに。

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WING編「きっと飛び立つから」より「お客さんは味方だ」の選択肢

そんな風に勝つことだけが目的と化していった中でチームの中でも孤立化をしていってしまう樹里(その結果がPの最初の印象が”孤高の狼”であったり、階段先の君へで結成当初果穂と智代子は友達ではなくメンバーと呼ぶにいたったりした)。今の樹里を見ていたら勝ちにこだわるあまり孤立していくようなことはありえない?そうかもしれないですが、辛かったり苦い思いをしたりそういう経験の分だけいろんな気持ちを知っているから優しくなれるのかもしれないですよ。

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また、どのアイドルもPに感謝はするけれども、樹里の場合は支えてくれる存在というだけでもものすごい感謝を覚えており選手時代はそういった存在が少なかったのではないでしょうか。そんな状況下で上述の通り自身の怪我を押して出続けた結果交代せざるを得なくなった試合で敗北を喫してしまった。試合に出ていても結果は変わらなかったかもしれませんが勝たすことができなかった。期待に応えることができなかったという烙印を押すのには十分でした。

②選手としての目標を見失ってしまった

まずは上記で勝って結果を残して期待に応える。この目標を失ってしまいました。

そこで気が付いてしまったわけです。”チームのため”に勝利を目指していたわけでも、選手として高みを目指すわけでもなくなってしまっていた自分が目指すべき目標はなんだったのだろうかと。これはアイドルになってからもそうですが目指すべき目標がわからないと自分が前に進めているのか、頑張り方は間違っていないのかということに不安になる樹里にとっては非常に大問題なんですね。(だからこそNo.1を目指すという目標を堂々と口にできる夏葉に結成当初かみついていたのかもしれませんね。)私の仮定では親身になって支えてくれた存在がいないことになっているのでそこがアイドルになってからの目標がない状態の大きな違いです。怪我してプレーができない期間ってのは本当に余計なことをいろいろと考えてしまうんですよね。自分自身も怪我が多かったのですが初めて復帰に半年以上かかる怪我を負った時にはかなりきつかったので何か支えがないと本当に心が折れると思います。そして怪我が治って復帰した時にも結局目標とする答えが見つからずバスケを選手として続けるのは難しいと思ってしまった。

 

こういった理由からチームは自分の帰る場所ではない、居場所ではないと感じてしまいバスケを辞める決意をしたのではないかなと思っています。

今の樹里は放課後クライマックスガールズを自分の帰る場所だと思っていて、自分が一人でできることも足りないことも見えてきたうえでそれらを磨いて放クラのために、ユニットに還元したいと考えています。なぜなら5人で放課後クライマックスガールズだから。(奇しくもバスケのスタメンも5人ですね)

バスケを辞めた後の樹里は皆さんご存じの通りPに出会うまで打ち込めるものがなく心にぽっかりと穴があいてしまっていた状態だったわけで。樹里の物語は止まってしまっていた青春を今から始める物語なんですよね。そういったところで描かれている樹里の現在と過去が対比されていたらいいなぁと思っちゃうわけでこんなメモを書いてしましたとさ。

 

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WING編「きっと飛び立つから」より「大きな舞台に立ちたかったんじゃないのか」の選択肢

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【ラムネ色の覚悟】TRUEより

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完全に余談、樹里が髪を染めたタイミングはバスケを辞めたタイミングだとは思うんですが理由は「”バスケ部”の西城樹里」ではない何かに「変わりたい」という気持ちがあっての行動だったんじゃないかなと思います。ではいつかバスケをしていたころの気持ちに折り合いがついたら黒髪に戻すことがあるのでしょうか?答えはNO。迷ったり立ち止まったり振り返ったりした時間も含めて「今のアタシなんだ」と最高の笑顔で言ってくれると信じています。

 

余談②

目標・ゴールがないことを樹里が不安に思うコミュがよくあるといいましたがそういった状況踏まえてもう一度WING編のコミュをさらいなおしてほしいんですよね。やっぱりアイドルを形作る最初のコミュとしてめちゃくちゃいいんですよね。スクショ貼りまくっておいて今更ですがWING編「きっと飛び立つから」より「大きな舞台に立ちたかったんじゃないのか」の選択肢をもう一度みなさんの目で読み直してみてください。是非